賀集利樹と仮面ライダーの25年|津上翔一再演と2026年最新活動を徹底解説
俳優・賀集利樹と仮面ライダーの関係を語るうえで欠かせないのが、2001年放送の『仮面ライダーアギト』で演じた主人公・津上翔一だ。俳優デビュー作で主演を務め、一躍注目を集めた賀集は、その後もドラマや映画、舞台へと活動の幅を広げてきた。そして2026年4月29日、仮面ライダー生誕55周年記念作品『アギト-超能力戦争-』で、約25年ぶりに津上翔一を演じた。
2026年11月現在、賀集は47歳。映画での再演だけでなく、BS-TBSのドラマ出演や舞台など、俳優としての活動を継続している。所属事務所G-STAR.PROの公式プロフィール、東映の作品情報、本人のインタビューをもとに、仮面ライダーアギトとの出会いから再演の経緯、要潤との共演、現在の出演作までを整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 俳優デビュー:2001年の『仮面ライダーアギト』で津上翔一役に抜擢され、22歳で俳優デビュー。
- 25年ぶりの新作:2026年4月29日公開の『アギト-超能力戦争-』で津上翔一役に復帰。要潤らオリジナルキャストも再集結した。
- 2026年の活動:映画、BS-TBSドラマ、舞台と幅広く出演。10月27日からは映画の見放題配信も始まっている。
【賀集利樹と仮面ライダーの原点】2001年『仮面ライダーアギト』で津上翔一を演じる
22歳で俳優デビューを飾った記念すべき作品
賀集利樹は1979年1月16日生まれ、兵庫県出身。2001年、テレビ朝日系の特撮ドラマ『仮面ライダーアギト』の主人公・津上翔一役に抜擢されたことが、俳優としての出発点となった。
当時22歳。オーディションを経て主演の座をつかみ、初めて本格的に俳優としてのキャリアをスタートさせた。
『仮面ライダーアギト』は、2001年1月から2002年1月まで放送された平成仮面ライダーシリーズ第2作。記憶を失った青年・津上翔一が、未知の生命体アンノウンと戦いながら、自分自身の正体や人類の進化に関わる謎に向き合う物語だ。
賀集が演じた津上翔一は、過去の記憶を失っているにもかかわらず、明るく前向きで、人とのつながりを大切にする青年。料理を得意とし、周囲の人々に自然と溶け込む親しみやすさも特徴だった。
単純に敵と戦うヒーローではなく、日常生活を送りながら人間として成長する主人公像が、作品の魅力を支えていた。
要潤・友井雄亮との3人のライダーが作品を支えた
『仮面ライダーアギト』の大きな特徴は、異なる背景を持つ3人の仮面ライダーを中心に物語が展開したことだ。
賀集演じる津上翔一は仮面ライダーアギト、要潤演じる氷川誠は仮面ライダーG3、友井雄亮演じる葦原涼は仮面ライダーギルス。それぞれ異なる立場から未知の脅威に立ち向かう構成だった。
特に要潤との共演は、後年の『仮面ライダージオウ』や2026年の映画にもつながる重要な関係となる。
東映の公式作品紹介によると、同作は平成以降の仮面ライダーシリーズで最高平均視聴率となる11.7%を記録。さらに2001年には劇場版『仮面ライダーアギト PROJECT G4』も制作された。
賀集にとってはデビュー作であり、俳優としての名前を広く知られるきっかけになった作品でもある。
【25年ぶりの再演】2026年『アギト-超能力戦争-』で津上翔一が帰ってきた
仮面ライダー生誕55周年とアギト25周年が重なった記念作
2026年最大のトピックは、映画『アギト-超能力戦争-』への出演だ。
2026年4月29日(水・祝)に全国公開された本作は、仮面ライダー生誕55周年を記念する映画であり、『仮面ライダーアギト』の放送25周年を飾る完全新作でもある。
賀集はテレビシリーズと同じ津上翔一役で出演。氷川誠を演じる要潤をはじめ、藤田瞳子、秋山莉奈、柴田明良らオリジナルキャストも再集結した。
注目すべきなのは、単に昔のキャラクターを再登場させるだけの作品ではないことだ。物語の舞台はテレビシリーズから約25年後。登場人物たちも時間を重ねた存在として描かれている。
新作での津上翔一はアギトの力を失っている
東映の公式サイトによると、映画では人々が次々と超能力に目覚め、特殊な能力を持つ者たちによる不可能犯罪が発生する。
事件に立ち向かうのは、かつて仮面ライダーG3として戦った氷川誠。新たな装甲強化服G7をめぐる展開も描かれる。
一方、賀集演じる津上翔一は、かつてのようにアギトへ変身できる状態ではない。現在は「レストラン・アギト」のオーナーシェフとして暮らしており、すでにアギトの力を失っているという設定だ。
この設定には大きな意味がある。かつて特別な力を持っていた主人公が、その力を失った後に何を選び、どのように人々と向き合うのか。ヒーローとしての強さだけでなく、年月を重ねた人間としての翔一を描けるからだ。
また、氷川誠が物語の中心となることで、かつてのアギトとG3の関係にも新たな視点が加わる。
賀集本人が語った再演への思い
2026年のインタビューで賀集は、今回の新作出演について、再び映画で翔一を演じられることへの喜びを語っている。
ENCOUNTの取材では、現場に入ると自然に津上翔一になれる感覚があると説明。長年演じてきたキャラクターが、俳優としての自分の一部になっていることを明かした。
さらに、ホビージャパンウェブのインタビューでは、今回の撮影に際して特別な役作りをしなかったことについて、次のように語っている。
「何にも役作りをしていないんです。」
台本を読み、セリフを覚えて現場に入ると、自然と翔一になれる空気ができていたという。オリジナルキャストやスタッフとの関係が、25年という時間を超えて作品の世界を成立させたことがうかがえる。
【津上翔一の再演経緯】要潤との共演と『仮面ライダージオウ』から続く物語
最初の大きな再登場は2009年の『ディケイド』関連作品
2026年の映画で突然復帰したわけではない。賀集は過去にも津上翔一役を演じている。
G-STAR.PROの公式出演歴には、2009年公開の『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』への津上翔一役での出演が記載されている。
その後、2019年にはテレビシリーズ『仮面ライダージオウ』にも登場。平成仮面ライダーの歴代キャラクターが交差する作品の中で、再び津上翔一を演じた。
2019年の『仮面ライダージオウ』EP31・EP32で復帰
テレビ朝日の公式発表によると、賀集が出演したのは2019年4月14日放送のEP31と、4月21日放送のEP32。秋山莉奈演じる風谷真魚、柴田明良演じる尾室隆弘も登場し、アギトの世界が再び描かれた。
当時の翔一は、フランスで料理の修業をしていたという設定。日本に帰国した後、アナザーアギトの事件に巻き込まれ、再び仮面ライダーアギトに変身する。
賀集はテレビ朝日の公式コメントで、アギトを俳優としての原点であり、特別で欠かせない存在と表現。18年の時を経て再び演じられた喜びも語っていた。
2026年の映画はキャスト側の提案から動き始めた
今回の映画が実現した背景には、出演者たちの働きかけがあった。
2026年4月23日掲載のマイナビニュースの要潤・賀集利樹対談によると、企画のきっかけは、アギト放送25周年に何か作品を作れないかというキャスト側からの提案だった。
要潤は、藤田瞳子、柴田明良、山崎潤らと定期的に食事をする機会があり、その場で25周年に何かできないかという話題が出たことを説明している。
そこから映画制作の提案が生まれ、白倉伸一郎プロデューサーら制作側が応じたことで、企画が具体化した。
賀集も、25年間培ってきたキャストやスタッフとの関係が実現の大きな要因だったと振り返っている。
つまり、2026年の再演は単なる周年記念のキャスティングではなく、出演者たちの作品への思いと、制作陣との長期的な信頼関係が結びついた企画だった。
【賀集利樹の出演歴・経歴年表】アギトから現在までの歩み
賀集のキャリアを整理すると、仮面ライダーだけに活動を限定せず、刑事ドラマ、サスペンス、映画、舞台と幅広く経験を積んできたことがわかる。
以下は、所属事務所の公式プロフィールやテレビ朝日の番組情報などをもとにした主な出演歴と、津上翔一をめぐる転換点だ。
| 時期 | 作品・出来事 | 役柄・キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 2001年 | 仮面ライダーアギト | 津上翔一役で主演・俳優デビュー |
| 2001年 | 劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4 | 津上翔一役で劇場版にも主演 |
| 2002~2003年 | はぐれ刑事純情派シリーズ | 林勇作役。刑事ドラマへの出演を経験 |
| 2005年 | NHK大河ドラマ 義経 | 平維盛役。時代劇にも活動の幅を広げる |
| 2009年 | 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー | 津上翔一役で出演 |
| 2009~2011年 | ハンチョウ~神南署安積班~シリーズ | 黒木和也役などで刑事ドラマに出演 |
| 2019年 | 仮面ライダージオウ EP31・EP32 | 18年ぶりにテレビシリーズで津上翔一を再演 |
| 2024年 | 牙狼〈GARO〉ハガネを継ぐ者、シュガードッグライフ、YOKOHAMA | テレビドラマや映画、舞台で幅広く活動 |
| 2025年 | 僕のあざとい元カノ、舞台 刀剣乱舞 士伝 真贋見極める眼 | 映像作品と舞台の両方で出演 |
| 2026年1~2月 | わが歌ブギウギー笠置シヅ子物語ー | 木暮五郎役で舞台出演 |
| 2026年3月 | 精神分析医 氷室想介の事件簿3 | 糸川裕司役でBS-TBSのドラマに出演 |
| 2026年4月 | アギト-超能力戦争- | 約25年ぶりに津上翔一役で新作映画に出演 |
| 2027年予定 | 夕焼けに結ぶ | 所属事務所が2027年9月公開予定の出演作として発表 |
この年表から読み取れるのは、賀集が『アギト』の人気を足掛かりにしながら、特定のジャンルにとどまらずキャリアを積み重ねてきたことだ。
特に『はぐれ刑事純情派』や『ハンチョウ』シリーズなど、仮面ライダーとは異なる視聴者層に届く作品への出演は、俳優としての認知を広げる機会になった。
また、2005年のNHK大河ドラマ『義経』では平維盛を演じ、時代劇にも出演。舞台でも主演や主要な役柄を経験している。
【賀集利樹の現在2026年最新】最新出演作とG-STAR.PROでの活動
2026年は映画・テレビ・舞台の3分野で活動
2026年11月現在、賀集はG-STAR.PROに所属し、俳優として活動を続けている。
所属事務所の公式プロフィールに掲載されている2026年の主な出演情報は、映画『アギト-超能力戦争-』、BS-TBS『精神分析医 氷室想介の事件簿3』、舞台『わが歌ブギウギー笠置シヅ子物語ー』などだ。
『精神分析医 氷室想介の事件簿3』では糸川裕司役を担当。2026年3月28日にBS-TBSとBS-TBS4Kで放送された。
舞台『わが歌ブギウギー笠置シヅ子物語ー』では木暮五郎役を演じ、東京・三越劇場と京都・南座での公演に参加した。
映画だけでなくテレビドラマや舞台にも出演していることから、俳優としての活動は現在も継続的である。
2026年10月27日から映画の見放題配信がスタート
2026年秋の最新情報として押さえておきたいのが、『アギト-超能力戦争-』の配信開始だ。
東映の映画公式サイトは、2026年10月27日からPrime Videoおよび東映特撮ファンクラブ(TTFC)で独占見放題配信が始まったと発表している。
劇場公開時に見逃した人や、テレビシリーズを見直してから新作を楽しみたい人にとって、作品に触れる機会が広がった。
2027年公開予定の出演映画も発表
G-STAR.PROの公式プロフィールには、SBC信越放送製作映画『夕焼けに結ぶ』への出演も掲載されている。公開予定は2027年9月だ。
2026年のアギト関連作品だけで活動が終わるわけではなく、次の映画出演も控えている。今後の出演情報を追う場合は、所属事務所の公式ニュースが基本的な確認先となる。
國學院大學で神道文化を学んだ異色の経歴
賀集の経歴で興味深いのが、俳優業と並行して学問にも取り組んできたことだ。
本人は仕事で伊勢神宮を訪れたことをきっかけに、日本の伝統文化や神道について学びたいと考えるようになったとENCOUNTのインタビューで語っている。
30歳で國學院大學に入学し、神道文化を学んだ。所属事務所のプロフィールにも、國學院大學神道文化学部神道文化学科卒業と記載されている。
俳優としての仕事を続けながら、自身の知識や視野を広げるために大学で学び直した経験は、賀集のキャリアを考えるうえで特徴的なエピソードだ。
【賀集利樹のインタビュー・評判】ライダー俳優としての葛藤と25年間の変化
仮面ライダーのイメージに悩んだ時期もあった
『仮面ライダーアギト』で主演を務めた賀集だが、作品終了後も常にその肩書きを歓迎していたわけではない。
2026年4月25日掲載のシネマトゥデイのインタビューでは、番組終了後の数年間、仮面ライダーと呼ばれることに少し抵抗を感じていた時期があったと明かしている。
特撮作品で強い印象を残した俳優にとって、代表作のイメージが長く残ることは、知名度につながる一方で、別の役柄に挑戦する際の難しさにもなる。
賀集も、そのイメージから距離を取りたいと感じた時期を経験した。
ファンとの再会がアギトへの思いを変えた
しかし、30歳を過ぎたころから、仮面ライダー俳優であることを自然に受け入れられるようになったという。
理由の一つは、子どものころに『アギト』を見ていた世代が成長し、共演者や撮影現場のスタッフとして再会する機会が増えたことだ。
当時の視聴者から作品への思いを伝えられる経験が重なり、賀集自身も改めて『仮面ライダーアギト』を好きになれたと語っている。
この変化は、単なる懐古ではない。かつての視聴者が大人になり、作品を作る側や社会のさまざまな場所で活躍するようになったことで、作品が世代を超えて受け継がれていることを実感できたのだ。
25年後も変わらない津上翔一への愛情
賀集は2026年のインタビューで、津上翔一という人物が自分の中にずっと存在していることを語っている。
また、ENCOUNTの取材では、翔一の明るく前向きな性格を尊敬しているとも話した。演じる側でありながら、キャラクター自身から勇気をもらっているという関係性が印象的だ。
シネマトゥデイのインタビューでも、賀集は自身が誰よりも『仮面ライダーアギト』を愛しているという思いを表明している。
25年という時間を経て、作品のイメージに悩んだ時期を乗り越え、代表作を俳優人生の大切な財産として受け止めている。
【プロの結論】再演の価値は懐かしさだけではない
賀集利樹の2026年の再演で注目すべきなのは、25年前と同じ人物を演じながら、俳優本人もキャラクターも異なる時間を過ごしてきたという点だ。
2001年の津上翔一は、記憶を失った青年として人間関係や自分の正体に向き合っていた。2026年の翔一は、アギトの力を失い、レストランのオーナーシェフとして生活している。
この変化によって、ヒーローの物語は単なる戦闘や変身の再現から、力を失った後の生き方を描く物語へと広がっている。
俳優としての賀集も、ドラマ、映画、舞台、大学での学びを経験してきた。そうした実際の人生経験が、25年後の津上翔一を演じる際の厚みにつながっている。
また、出演者からの提案で企画が動き始めたという制作経緯は、長く愛される作品がキャストやスタッフの関係性によって新たな展開を生み出す好例でもある。
賀集のキャリアを評価する際には、アギトという代表作だけでなく、その後の出演歴や本人の言葉も合わせて見ることが大切だ。25年間の積み重ねがあるからこそ、今回の再演には特別な意味が生まれている。
【賀集利樹と仮面ライダー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:賀集利樹は何歳で仮面ライダーアギトに出演しましたか?
A1:1979年1月16日生まれで、2001年の『仮面ライダーアギト』出演時は22歳でした。同作で主人公・津上翔一を演じ、俳優デビューを飾りました。
Q2:賀集利樹は2026年の映画で津上翔一を再演していますか?
A2:はい。2026年4月29日公開の『アギト-超能力戦争-』で津上翔一役を再演しています。仮面ライダー生誕55周年記念作品で、テレビシリーズから約25年後の物語です。
Q3:賀集利樹は仮面ライダージオウにも出演しましたか?
A3:はい。2019年4月放送の『仮面ライダージオウ』EP31・EP32に津上翔一役で出演しました。秋山莉奈や柴田明良も当時の役柄で登場しています。
Q4:賀集利樹の2026年最新出演作は何ですか?
A4:代表的な2026年の出演作は映画『アギト-超能力戦争-』と、BS-TBSの『精神分析医 氷室想介の事件簿3』です。舞台『わが歌ブギウギー笠置シヅ子物語ー』にも出演しました。
Q5:『アギト-超能力戦争-』は現在配信されていますか?
A5:東映の公式発表によると、2026年10月27日からPrime Videoと東映特撮ファンクラブ(TTFC)で独占見放題配信が始まっています。
Q6:賀集利樹は現在も俳優として活動していますか?
A6:はい。2026年11月現在もG-STAR.PRO所属の俳優として活動しています。2027年9月公開予定の映画『夕焼けに結ぶ』への出演も所属事務所から発表されています。
まとめ:賀集利樹と仮面ライダーの25年は今も続いている
賀集利樹は2001年の『仮面ライダーアギト』で津上翔一を演じ、22歳で俳優デビューを果たした。作品は平成仮面ライダーシリーズを代表する人気作となり、賀集自身にとっても俳優人生の原点となった。
その後、『はぐれ刑事純情派』『義経』『ハンチョウ』シリーズなどのドラマや映画、舞台に出演。2009年の『ディケイド』関連映画、2019年の『仮面ライダージオウ』でも津上翔一を再演している。
そして2026年4月29日、『アギト-超能力戦争-』で約25年ぶりの新作に帰還。要潤らオリジナルキャストとの再共演や、キャスト側の提案から映画が実現した経緯も大きな話題となった。
2026年11月現在は映画の配信も始まり、2027年公開予定の出演作も控えている。
賀集利樹と仮面ライダーの関係は、過去の代表作という枠に収まらない。俳優として経験を重ねた今も津上翔一を大切にし、作品とともに歩み続けている。その25年間の積み重ねこそが、2026年の再演を特別なものにしている。